今回は照明の制御で、長い距離をDMX信号を送る際に利用するLANケーブルの結線方法について簡単にご紹介いたします。(自社のメモ用)
▼ 動画解説
①LANケーブルの被覆を剥き順番に並べる

まずはLANケーブルの被覆を剥き、下記の順番に並べます。
- 1番 白橙
- 2番 橙
- 3番 白緑
- 4番 青
- 5番 白青
- 6番 緑
- 7番 白茶
- 8番 茶
②RJ45に差し込む

RJ45※コネクタの突起のある方を下にして、先ほどの順番通りに差し込みます。

- 1番 白橙
- 2番 橙
- 3番 白緑
- 4番 青
- 5番 白青
- 6番 緑
- 7番 白茶
- 8番 茶
※LANケーブルに使用されているコネクタを称してRJ型と呼び、コンタクト数(接続数)が8個の8ピンタイプはRJ45型といわれます。
③モジュラープラグ圧着工具を利用して圧着する

順番通りにしっかり奥まで入っていることを確認したら、圧着工具で締める。業者さんのおすすめはフジ矢なんだそう。
④固定できてるかを確認して完成

しっかりと固定できているかと順番の間違いか再度確認して完成。
B結線とA結線の使い分け

現在のほとんどの端末・機器は、LANケーブルの仕様・通信規格に対する自動識別機能を備えているそうで、使い分ける必要がないんだそうです。なので、ほとんどの場合は「T568B」の「ストレートケーブル」で結線すればOKなようです。
LANケーブルの配列結線には、T568AとT568Bという2種類がある。T568AとT568BはアメリカのEIA/ANSI規格によって決められた仕様で、A結線(T568A)とB結線(T568B)とも呼ばれる。
ストレートケーブルとクロスケーブル、両者の違いとは:ケーブルの両側が異なる結線方式を採用したのはクロスケーブルである。それに対して、ストレートケーブルの両側に同じ結線方式が用いられる。https://community.fs.com/jp/article/t568a-vs-t568b-difference-between-straight-through-and-crossover-cable.html